620ダットラ 輸入新規登録(2)




おはようございます。
少し時間が掛かりましたが、620ダットラ・キングキャブの新規輸入登録が完了しました。
時間が掛かったのは、製造年月が昭和51年10月で排ガス規制に掛かったからです。
51年9月なら必要なかったのですが、結局、排ガス試験を受けたりと時間が掛かりました。
ブッシュ類のパーツが無く多少苦労はしましたが、取り敢えずナンバーが付きました。
下の画像は、クーラー取り付け。
こちらも苦労しています。
ステアリングギアボックスとコンプレッサーが干渉するので小型のコンプレッサーに交換。
アルミの配管は、アルミハンダで繫ぎます。
近年のアルミハンダは扱い易く薄いパイプ等には、アルゴン溶接より手軽で、強度的にも問題在りませんね。
最後の画像は、ジョイントのビフォーアフター。
見た目も綺麗です。
また、作業が進めばアップします。






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スズキF6A O/H







おはようございます。
私共の仕事は基本的に旧車専門ですが、依頼が在れば、軽四輪のエンジンO/Hも行います。
今回は、スズキワゴンRのF6A。
車を買い替えた方が良いのではと進めましたが、新車からの思い出が在るからと言う事で請けました。
早々に分解。
大抵の軽四輪のエンジンは、オイル漏れやオイルスラッジで、コテコテですが、このエンジンも例外なく汚れています。
ブロック内やクランク、ピストンまで、スラッジの茶色から金属の地肌の色になるまで洗浄。
新品のメタル、ピストンを使い組み付けます。
下の画像は、シリンダーヘッドですが、腰下よりスラッジが多いです。
バルブからポートまで磨いて、最小面研磨を施し組み付けます。
オイルポンプやオイルパンも洗浄。
タービンはリビルト品に交換。
タイミングベルトやウォーターポンプを新品に交換して、エンジンコンプリートの完成です。
全国どこからでも、エンジンのみを送って頂ければ、軽四輪からフェラーリまでO/H作業を、お請けします。
興味の在る方は、問い合わせて下さい。
訂正・・・すいません、当初、エンジン形式をK6Aと書きましたがF6Aの間違いでした。









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ホンダN360 修理(3)






おはようございます。
N360作業の続きです。
前回は、ヘッドを搭載した所まででしたが、カムチェーンをカシメてタペット調整をします。
タペットは、画像の様に細いドライバーをロッカーシャフトに入れ、回す事によりシャフトの偏芯分だけクリアランス調整が出来ます。
流石ホンダ・・・昔のバイクなんかに見られる手法ですね。
そして、フルトラキットを組み付けますが、キットと呼べる代物ではなく永井電子のPPKと羽が付属しているだけです。
まず、PPKの取り付けベースは自作しなければならず鉄板を切り出し、ポイントベース板に穴開け、タップ立てまでしなければ取り付けられませんでした。
しかもカットオフ羽は、ポイントローターのカム山を旋盤で丸く落として溶接する様です。
羽の位置指定や、削る量の指定もなく、自分で判断しなければなりません。
よほど、加工に慣れたショップでなければ出来ない作業です。
取り敢えず、PPK取り付けと羽の位置出しまで完了。
下の画像は、トップを出し点火タイミングに合わせて溶接したつもりでした。
ところが、初めての作業で溶接位置を間違え、一度溶接した羽は使えず、新たに鉄板から製作。
今度は、ロー付けに変更して、タイミングもバッチリ!
余計な手間は掛かりましたが無事、エンジン始動確認も終わり、点火タイミングもOK。
ノーマルエンジンの動画は少ないですが、偶にはいいでしょ。
懐かしいと思う人も少なくないと思います。
これから、最終点検が済めば納車となります。





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