ホンダS800白色 フル整備+車検(3)
おはようございます。
白のホンダS800の作業は少し遅れています。
リビルトに出したダイナモが戻って来ないのです。
このS800のダイナモは、念の為電圧点検に出した所、12Vギリギリの発電量は在るとの事でしたが、長年の経年劣化で配線が全体的に弱っているのに対して12Vでは不十分です。
そこで、リビルトに変更したのですが、電装屋に催促を入れると、この手のダイナモ修理が出来る職人が少なくなり、非常に混んでいるとの事。
出来れば、オリジナルのスタイルを残したいと思いましたが今後は、もう、S800のオリジナルダイナモを使う時代では無くなって来たと言う事ですかね。
作業的には、ブレーキ周りのO/Hまで終わっていましたので、ブレーキ、クラッチマスターのO/Hをしました。
そして、ゴムカバーは新品を付けます。
この辺のパーツが揃うのは、S800ならでは・・・在り難いですね~
下の画像は、エンジン補記類の組付けです。
オイルパン、ウォーターポンプ、オイルポンプ等は清掃。
セルモーターは、清掃のつもりで分解しましたが、ブラシの配線が劣化していたので修理しておきます。
セルモーターギアは、清掃後ニードルベアリングにグリスを塗り、セルチェーンと一緒に組み付けます。
そして、忘れてならならないのが、私が手に持つ、スプリングが入ったパーツです。
これは、オイルポンプ・リリーフバルブで、油圧が上がり過ぎない様に圧力調整をする物です。
古いエンジン等では、リリーフバルブが固着していてオイルがエンジン内部に回らない事も在ります。
フロントカバーを外した時には、ここの清掃は必須です。
最後は、おおよそ組み上がった後期のS800エンジン。
ダイナモ修理に、まだ時間が掛かる様なら先に搭載しようかと思案中です。
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この記事へのコメント
> >念の為電圧点検に・・・・・・・・・・
> 何でもそうですが、ちょっとしたことでもチェックする習慣や
> 機転、経験など、手を抜かず少しでも良くしたいという
> 気持ち(情熱)がないとそのようなチェックに頭がまわりません。
> 10/27記事のL型DOHC化の記事は、予算もありますが
> 楽しみが増えました。
後から電圧不足で遣り直すよりいいですからね。
L型DOHCは、もう少し時間が掛かりますね。
> 何でもそうですが、ちょっとしたことでもチェックする習慣や
> 機転、経験など、手を抜かず少しでも良くしたいという
> 気持ち(情熱)がないとそのようなチェックに頭がまわりません。
> 10/27記事のL型DOHC化の記事は、予算もありますが
> 楽しみが増えました。
後から電圧不足で遣り直すよりいいですからね。
L型DOHCは、もう少し時間が掛かりますね。
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URL :
- ふくろう - 2013年10月27日 13:36:53
>このS800のダイナモは、念の為電圧点検に出した所、
>12Vギリギリの発電量は在るとの事でしたが、長年の
>経年劣化で配線が全体的に弱っているのに対して
>12Vでは不十分です。
やっぱり管理人さんはすごいですね。
>念の為電圧点検に・・・・・・・・・・
何でもそうですが、ちょっとしたことでもチェックする習慣や
機転、経験など、手を抜かず少しでも良くしたいという
気持ち(情熱)がないとそのようなチェックに頭がまわりません。
管理人さんの記事は、自慢せずさりげなく書いているのが
好きです。
10/27記事のL型DOHC化の記事は、予算もありますが
楽しみが増えました。