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S800 レース用エンジン製作(7)



ナプレックブログ抜粋


おはようございます。
S800エンジンの純正スリーブは、1-2番と3-4番の2分割になっています。
カムチェーン部分も含めると3分割になっているのですが、それを一体成形で製作しました。
これは、強度を増す為とボアピッチ変更が目的です。
図面を書き、45Cの鉄板からマシニングで切り出しますが、決して安くないので図面から型紙を起こし、シリンダーに合わせて見ます。
ボアピッチを左右に3mmづつオフセット、70㎜ピストンを入れてもスリーブの肉厚が2mm以上残せる設計です。
レース用スリーブの最低肉厚は、1.5mmと言われているので十分だと考えます。
*** S800ボアピッチ 69-81-69mm 一体式ワンオフスリーブ 75-75-75mm
これは、ボアピッチ変更の限界値です。
このスリーブベース板を使用するには、アルミシリンダーブロック内のボアピッチも変更が必要です。
ボアピッチ変更により肉厚が薄くなるアルミシリンダーブロックに関しては、一体成型した15mmの鉄板が強度を上げてくれます。
下の画像は、仕上がって来たスリーブベース板です。
これに、ワンオフ・スリーブを製作、圧入します。
ベース板を内燃機加工に出す前に、クランクを仮組み、各部の確認をします。
画像のフロントカバーは、大阪のS800専門店が製作した物。
大径の遠心セルクラッチが組める様にクランクプーリーもワンオフ製作されています。
残念ながら、流用のGL1000パーツが入手出来なくなり、現在は廃版になっています。
これから、シリンダーヘッド等も仮組みして問題が無ければ、スリーブ製作とボーリングに出します。
次回は、ヘッド加工やインマニの製作・加工編をアップします。




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承認待ちコメント - - 2018年04月21日 16:00:27