71A 71B 71C AT クワイフ6速シーケンシャル

IMGP0157_20141213131341a2a.jpg

IMGP0158_201412131313439ba.jpg IMGP0159_20141213131344106.jpg

IMGP0160_2014121313134532d.jpg

IMGP0161_20141213131347f45.jpg IMGP0162_20141213131358b35.jpg 

IMGP0163_20141213131359d3b.jpg IMGP0164_20141213131401bac.jpg 

おはようございます。

稀少な、クワイグ6速ドグ、シーケンシャルミッションが入荷したので、L型系ミッションと一緒に重量を計りました。

最初の画像は、左から71A 71B 71C RB用ATの順にL型系のミッションが並んでいます。

私も一度に重量を計り比較するのは初めてです。

結果は、71A/34.8kg 71B/32.8kg 71C/39.7kg BR用AT/63.0kg

71Aが一番軽いと思っていましたが、71Bの方が、2kg軽いのには少し驚きました。

そして、ついでに計った、ATが予想より重いのにも驚きました。

71Aは、ハコスカGTRや240ZGの初期型に搭載された3分割タイプで、3速クロスレシオになっている。

71Bは、2分割タイプで、車種年式により多少の違いは在るが昭和47年式以降、平成に入っても使われた日産5速ミッションの代表格。

71C は、R32スカイライン・タイプMに搭載された、ダブルコーンシンクロにより、シフトフィーリングが非常に良く、71Bに比べてギアが厚く強度が在るミッション。


さて、一般的に、71Bから71Cに変更される事が多いですが、7kgの重量増しです。

これは、街乗りメインの車両には、ほとんど気にしなくて良い重量差ですが、レーシングカーは1kgの軽量化の為に何万円も費やす事を考えれば、7kg重くなる位なら71Bで十分と言う考え方になります。

安全な高強度より、危険な軽量化を選択するのがレーシングカーの醍醐味でも在ります。

特にTSサニーの様に小排気量車にとっては、軽量=パワー増しがダイレクトに繋がるので、壊れるのを承知で56Aの軽量ミッションに人気が集中します。

逆に56Aでなければ、レースに勝てないと言われるほど軽量化は重要なポイントです。

パワーアップの為のチューニングはエンジンばかりでなく、軽量化は非常に効果が在ります。

また、FRPボンネットに交換するなど、軽量化は積み重ねです。

基本的に街乗り中心なら、ミッションの事まで余り気にする必要は無いですが、チューニングでミッションを選択する際の参考にして頂ければと思います。


下の画像は、クワイフ6速ドグ、シーケンシャルミッションです。

ドグとは簡単に書けばシンクロがなく、ダイレクトにギアとギアが噛み合う仕組みで、バイクのミッションは、ほとんどドグミッションと言えます。

シーケンシャルとは、シフトレバーを、H型に動かすのではなく、シフトアップは手前に、シフトダウンはフロント側に押す、前後に、動かすだけのシフトパターンです。

シフトミスが少なく、シフト時間を短縮出来る、完全レース用ミッションです。

当然、ドグの音は煩く、複雑なシフトシステムは、壊れる率が非常に高いですね。

軽量化と同じく、0.1秒でも早くシフトが出来る様に考えられたシステムです。

しかも、フォードシエラ用2000cc 300psクラス向きに造られたミッションなので、34.1kgと超軽量。

現在、国内で販売されているOSやHKSの3軸シーケンシャルは50kgを軽く超えます。

その替わり、もしクワイフ6速を400psクラスのRBL等に組み付ければ、強度に不安が残るのは必至。

それでも、この軽さと前後に動かすだけのシーケンシャル・シフトは、非常に魅力的です。

そして、このクワイフ6速を使う為には、フロントカバーの製作が必須。

そこで、上の画像で登場した、AT用フロントカバーを流用。

AT用のフロントカバーは、メインシャフトを中心に機械加工で丸く造られているので、間にアルミでピッチ変換スペーサーを挟んで製作するのには便利です。

このクワイフ6速は新品未使用ですが、レース用なので使用前には必ず分解点検します。

少し先になると思いますが、その時は、ギア比の事や1次減速、2時減速の事など詳しく書きます。

IMGP0172_20141213131416e03.jpg

IMGP0173_20141213131417ecf.jpg IMGP0170_2014121313140271f.jpg

IMGP0171_2014121313140496a.jpg IMGP0174_201412131314197f6.jpg

このブログはリンクフリーです。

コメント欄にブログアドレスを入れて頂ければ、アダルト関連以外は相互リンクをさせて頂きます。

連絡先は、Uncle.Ryo@live.jp

励みになりますので、拍手とランキングへのクリックお願いします。


スポンサーサイト

R200デフ 等速ジョイントO/H 他

IMGP9749.jpg

IMGP9727_201412061227175d5.jpg IMGP9727-1.jpg

IMGP9729_201412061227193e1.jpg IMGP9730_201412061227217e5.jpg

IMGP9731_2014120612272233e.jpg IMGP9732.jpg

IMGP9882_201412061228042b0.jpg IMGP9932_2014120612282633b.jpg

おはようございます。

最初の画像は、DR30用R200デフに等速ジョイント・ドライブシャフトが付いた状態です。

等速ジョイントは、S30やハコスカのユニバーサルジョイントタイプに比べて強度が在り、抵抗が少ないのでチューニングカーには好まれます。

ゼロヨンでユニバーサルジョイントは折れる事が在りますが、等速ジョイントが折れたのを聞いた事が無いほどです。

ただ、既にオーバーホール用のインナー側ブーツ部品が手に入らないのが難点です。

そこで、流用ブーツを使い、O/Hします。


まずは、上から順にインナー(デフ側)のブーツは、カシメで組み付けて在るので、ベビーサンダーでカシメ部分を削り落として取り外します。

中から出て来た、3ベアりングはブーツが破れていなくとも画像の様に水が回っています。

ほとんどの古いドライブシャフトは、こんな状態なので、O/Hは必須です。

そして、3ベアリングを取り外すのには、クリップ式とカシメ式が在ります。

クリップ式は簡単に外れますが、カシメ式はカシメ部分を削り落として外します。


下の画像は、インナー(デフ)側のフランジ。

左がノーマル、右が加工した物。

ブーツの耳が入る8mm幅を残して、溝が出来る様に2mm研磨します。

そして、DR30後期タイプのインナー側ブーツを組み付けます。

つまり、一般的な前期のアウター側と後期のインナー側を使えば、少加工は必要ですがO/H可能となります。

最後の画像は、仮組ですが、後は塗装とグリスアップ後にバンドで締めればOKです。

IMGP9911_20141206122820536.jpg

IMGP9927_20141206122821280.jpg IMGP9930_201412061228246fe.jpg

IMGP9928_201412061228231f9.jpg

下の画像は、分解したドライブシャフト。

日産R200デフ用は、左右で長さが違い、車種でも全長が変わります。

長い2本がDR30用、短い2本がジャパンターボ用です。

長い方も短い方も、約20mmづつ違います。


その下の画像は、ジャパンターボとS30の実際に車体に搭載された状態の寸法を計測。

ハブフランジまでの左右の幅が、ジャパン1030mm S30/1050mm

これは、片側10mm、S30の方が短い様に思えます。

しかし、最後の画像のハブフランジが、左S30、右DR30、約30mm高さが違います。

つまり、S30にジャパン用を組み付ける場合は、片側20mm長い計算になります。

片側20mmは、3ベアリングの動く遊びの範疇に収まり、上画像のスプリングを半分に切れば、シャパン用はS30には使用可能となります。

ただ、ジャパン用より片側20mm長い、DR30用は、S30より、40mm長い計算になり、ハブフランジの短縮加工をしなければなりません。

画像には在りませんが、ハブフランジのスプラインはS30やハコスカとは違い、ジャパンやDR30のハブが必要になります。

これは、ハコスカやケンメリでも、ほぼ同じ状況です。

S30や、ハコスカ・ケンメリに、R200等速ドライブシャフトを考えておられる方は参考にして下さい。

IMGP9887_20141206122807e19.jpg

IMGP9776_20141206122746ff6.jpg IMGP9777_201412061228014a6.jpg

IMGP9778_201412061228020be.jpg IMGP9754.jpg

IMGP9885_201412061228053e3.jpg

このブログはリンクフリーです。

コメント欄にブログアドレスを入れて頂ければ、アダルト関連以外は相互リンクをさせて頂きます。

連絡先は、Uncle.Ryo@live.jp

励みになりますので、拍手とランキングへのクリックお願いします。


71C=71Bミッション組み付け

IMGP2379.jpg

おはようございます。

71Cミッションの記事が続きますが、またまた注文が在りました。

実は私も驚いています。

今までは、年に2基作れば良い方だったのが、9月だけで、3基の注文です。

上の画像は完成品・・・S30シフトレバー付きでのオーダーです。


下の画像は、ミッション本体ですが、組み付け前に、モリブデングリスをタップリ塗り付けます。

そして、カウンターベアリングだけが新品になるので、特に念入りにグリスを押し込みます。


次は、フロントカバー・・・通称テングの鼻と言われるパーツです。

左から、71C、71Bアルミ製、71B鉄製と並んでいます。

71Bの後期モデルやFJ用はアルミ製が使われている様です。

ただ、このテングの鼻はスラストベアリングを受けるので、アルミ製は稀に折れる事が在ります。

そこで私は、好んで重くても強度の在る鉄製を使う様にしています。

裏面の画像は、71Cと71Bのカウンターベアリング先端シムの大きさの違いです。

カウンターベアリングが71Bの小さい方に変わるので、このシムも当然、小さい方を組み付けます。

このシムを入れ忘れると、見事にブローします(20年ほど前に経験済み)

厳密には、このシムにも厚みが色々在り、シム調整が必要です。

組み付け時には、このテングの鼻も、フロントケースもオイルストーンで綺麗に磨きます。

シールやシムの裏にもタップリグリスを塗り組み付けます。

そして、梱包後、福島県に嫁いで行きました。

IMGP2372.jpg

IMGP2373.jpg IMGP2374.jpg

IMGP2376.jpg

IMGP2370.jpg IMGP2377.jpg

IMGP2385.jpg


連絡先は、Uncle.Ryo@live.jp

励みになりますので、拍手とランキングへのクリックお願いします。



NEXT≫
カレンダー
02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
最新コメント
ブログ内検索
カテゴリ
会社案内... (8)
TE27 レース仕様 外装編.... (17)
TE27 レース仕様 シャーシ編 (26)
TE27 レース仕様 エンジン編 (8)
2TG 4バルブヘッド 151E... (13)
TOM'S 2TG 4バルブ151E.. (22)
2TG ツインプラグヘッド 126E (8)
TE25カローラ カスタム....... (16)
TE27トレノ プチカスタム...... (11)
セリカ2000GTV 152E搭載.. (3)
カリーナ2000GT 152E搭載. (2)
パブリカバン エンジンスワップ (21)
70カローラ 2ドアバン レストア (3)
トヨタ旧車 スポット作業....... (34)
ホンダS2000 サーキット用... (3)
ホンダS800レース仕様....... (8)
ホンダS800・S600カスタム.. (2)
ホンダS800・S600スポット... (29)
PB110サニー エクセレント.... (6)
B110サニー セミレス作業..... (2)
B110サニー 白 GX仕様...... (19)
B110GXサニー・クーペA15.. (14)
B310サニークーペ セミレス... (31)
B210 B310サニー 関連作業 (6)
サニトラ A15・AT搭載作業.. (10)
S30 3.1Lハイパワーエンジン (31)
S30 2by2 セミレス・チューン. (5)
フェァレディ-240ZGセミレス.. (12)
フェァレディ-HLS30 セミレス. (21)
フェアレディ-S31 セミレス... (22)
S130Z RB30 ABRキット.... (1)
プリンスS54R エンジン編..... (20)
プリンスS54R ボディー編..... (47)
プリンスS54R 仕上げ編...... (22)
ケンメリ GTR仕様 セミレス... (29)
ケンメリ 4ドア レストア作業... (9)
スカイライン・ジャパン作業.... (11)
スカイライン・ジャパンL20改. (25)
ハコスカ 3.1LハイパワーEG.. (30)
ハコスカ2ドア 3L製作、他.... (13)
ハコスカ4ドア 45仕様製作... (24)
ハコスカ4ドア 3L製作、他.... (33)
ハコスカ 44 GTR セミレス.... (2)
ハコスカGTR カスタム作業... (4)
ハコスカ関連 2017スポット... (16)
ハコスカ関連 スポット作業... (61)
C130 ローレル カスタム...... (26)
C130 ローレル セミレス....... (13)
ブルーバード510セダン・バン. (34)
ブルーバード510・2ドア/左... (36)
ブルーバード510・2ドア/右... (16)
ブルーバード510バン KA24. (39)
ブルーバード510バン SR20. (14)
510 サファリブラウン セミレス (19)
ブルーバード510スポット作業 (38)
ブルーバード610セミレストア. (1)
ニッサン旧車 スポット2017.. (6)
ニッサン旧車 スポット作業... (63)
L型4気筒 関連作業・パーツ. (27)
L型4気筒 DOHC化・計画..... (4)
L型6気筒 DOHC化・計画..... (22)
L型6気筒 RBL 2号機製作.... (25)
L型6気筒 組み付け手順...... (6)
L型6気筒 関連作業・パーツ. (41)
L型 L20改2.6L L28改3.0L. (48)
S20 オーバーホール作業..... (9)
2017 旧車関連・トピックス.... (3)
2017 国産旧車・スポット修理 (3)
2016 旧車関連・トピックス.... (16)
2016 国産旧車・スポット修理 (18)
2015 国産旧車・スポット修理 (11)
2014 国産旧車・スポット修理 (38)
2013 国産旧車・スポット修理 (32)
2012 国産旧車・スポット修理 (22)
輸入車 旧車・スポット修理... (14)
各種エンジン スワップ作業.... (15)
エンジン関連・パーツ紹介...... (2)
エンジン関連情報・トヨタ 他.... (5)
エンジン関連情報・ニッサン.... (14)
セルボ・SS20セミレス作業.... (15)
流用ミッション・LSD データ.... (6)
アストンマーチンDB6・レストア (21)
アストンマーチンDB6 エンジン (17)
ランボルギーニ ウラッコ..作業 (5)
アルファロメオ ザガード..塗装 (11)
アルファロメオ 1750 セミレス (20)
アルファロメオ GTAm作業.... (15)
フィアット500 エンジンスワップ (5)
ルノー・キャトル スワップ作業. (3)
モーガン・プラス8 輸入新規... (3)
シェルビーGT500 レストア.... (2)
V8 レース用302エンジンO/H (5)
ヒストリック・フォーミュラ FL.... (1)
ホンダCR750レーサー関連... (3)
ホンダCB750/CB72 カスタム (10)
EGLI カワサキH2 レーサー.. (18)
KZ1000LTDカスタムZ1仕様. (7)
KZ1000J ローソン・カスタム.. (6)
RD400・RZ250 カスタム.... (9)
バイク情報 カスタム レース.... (9)
ユーザー・車両紹介............ (8)
各種・中古車紹介.............. (87)
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
Google 広告

Google 広告

プロフィール

Uncle Ryo

Author:Uncle Ryo
Over Fifty・・おじさん整備士の記録

レ-スカ-製作/エンジンチュ-ニング
ワンオフパーツ製作/スワップ作業
一般修理&車検までお請けします

ショップ名 SPARK

認証番号 近運整認1611号

630-8144 奈良市東九条町134-1
TEL/FAX 0742-62-7787
Am9:00~PM9:00
e-mail uncleryo1959@gmail.com

連絡は出来るだけメールでお願いします。
携帯メールからの場合は、パソコンメールの受信設定をして下さい。

リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

QRコード
QR
Google 広告

Google 広告

・▲被リンク明るく幸せな未来SEO対策